ホイールメッキお悩み相談室に相談されたお客様からのコメント
■今まで、メッキのサビにとても悩まされていましたが、メッキの事を誰に聞けばいいのかも分らず、困っておりました。ディラーに聞いても、メッキの事は、、と詳しい方がおらず、ネットでいろいろと調べてようやく、メッキパーツ相談室にたどりつきました。いろいろと相談にのってもらい、またメッキのスペシャリストに直接電話にて話を伺えたので、とても心強くなりました。
私の今までがいかに間違った知識でメッキパーツに接していたか改めてわかり、とても感謝です。私はメッキホイールが好きで今まで所有していた車、全てにメッキホイールをはいてきました。ただ悩みはなんといってもピカピカを維持する方法はとても頭痛の種でしたが、おかげ様でメッキが復活し、輝きも維持できています! また、何度か上塗りした結果。水弾きがとてもよくなり、雨の日に乗った後の手入れがとても楽になりました。今ではサビ対策だけではなく、手入れ対策もできました。サビトリキングはいたって簡単でしたが、メッキングはコツをつかむまでは、少々大変でしたが、うすく塗布するこさえ気をつければ、ピカピカに光沢がでて、とても満足できる商品です。今まで以上に愛車に愛情がわき、カミさんにほったらかしで愛車ばかりに愛情を注ぎ怒られそうです。 本当にありがとうございました。
メッキパーツお悩み相談室
A.この黄金色の箇所はクロームメッキのくすみではなく、クロームメッキが剥がれて、下地のニッ ケルメッキが見えているのです。
よかれと思ったメッキ磨きの行為ですが、このような事態はもっとも避けなくてはいけない実例です。
クローム メッキの皮膜はとても薄いのでクロームメッキ磨き剤で磨きすぎると、クロームメッキの皮膜がなくなってしまいます。
こうなってしまったらもはや再メッキしか再生は 不可能です。
このような症状になる前に、クロームメッキそのものをコーティングする必要があるのです。
A.樹脂パーツにきちんとクロームメッキされている場合は、樹脂に金属が被覆されていますで、表面の金属(メッキ部分)はサビが発生します。
A.難しい質問ですね。画像を拝見する限り、アルミホイールに直ニッケル&クロームメッキの2層しかメッキがされていない? ようにお見受けされます。 素地がアルミといえども銅メッキ→ニッケルメッキ→クロームメッキの工程をして、なおかつメッキの皮膜を厚くつけないと、このように剥がれてきます。
しかしメッキの厚みを見た目からで判断するのはかなり難しく、ましては社外品のメッキ品はメッキの皮膜が薄いものがほとんどです。
購 入後のメンテナンスでいかに長持ちさせる事が出来るのかが最大のポイントになります。
A.申し訳ございません、部分的にクロームメッキ加工は出来ません。
■メッキ剥離→素地→バフ研磨→銅メッキ→ニッケルメッキ→クロームメッキという作業工程をしないと再メッキは出来ません。かなり手間がかかりますので、 メッキパーツが手に入るのであれば新品を購入された方が安くすむ場合がほとんどです。
ただし弊社で再メッキ加工した場合は被膜がとても厚いのでこのような事態にはなりにくいです
A.欧州車のメッキモールは、実はメッキではなくアルマイトモールが多く、一般的なサビとり剤では取れません。
アルミ用のコンパウンドでガリガリ削らないと綺 麗にならないのが多く、腐食が酷い場合は、ポリッシャーで削らないとダメなくらいです。
サビトリキングはクロームメッキ用のサビ取り剤なので、アルマイトモールの腐食にはそれほど威力を発揮しません。初期の白サビくらいなら簡単に取れますが、ちょっと深めの白サビは取れません。
アルミ用研磨剤等でアルミモール面を綺麗に磨いた後には、メッキングをお勧めいたします。
試しに半分は磨いただけ、半分は磨いた後にメッキングを塗りこんでみましたが、違いは歴然です。
メッキングをつけてない部分は一週間もするとくすんできて しまいましたが、メッキングをつけた部分は半年たってもくすみひとつありません。(何度か重ね塗布しました)
メッキモールの腐食に悩まされている方にはメッキングを新車の状態で使用するのがお勧めです。
A.きちんとしたクロームメッキ加工でない銀鏡メッキ・蒸着メッキ・スパッタリング等のメッ キ塗装だと、変色は早い段階でおこります。
それは、銀・アルミが主成分なのでとても変色し易いからです。
クロームメッキ塗装は、クロームメッキ風塗装で あって、クロームメッキではないので、紫外線にさらされる外装パーツにはお勧め出来ません。すぐに変色する可能性が大です。
その点、クロームメッキは空気中で酸化されにくく、変色しにくい金属です。
安いからといってメッキ塗装は外装パーツにはお勧めいたしません。
プラモデルのような仕上がりなうえ、耐食性もありませんので、かえって高くつく場合があります。
A.大変申し訳ございません。こちらのグリルは再メッキ不可です。理由ですが、素地→メッキ→メッキ部マスキング→塗装とされており、素地に戻すには塗装剥離→メッキだけにする→メッキ剥離→素地に戻さないといけなく、すでにメッキ部分がはがれていることから素地がメッキ&塗装剥離(剥離剤は強力)に耐えられず、樹脂そのものが溶けてしまう可能性が高いからです。素地に戻せないと再メッキは不可能です。
ディラーから無塗装パーツが手に入る場合は、弊社で分厚くメッキ加工できます。手に入らない場合は、純正メッキパーツを購入され、定期的にメッキング塗布で、剥がれ予防をお勧めいたします。純正パーツのメッキはとにかく被膜が薄いので、メッキングをしたからといっても、完全に剥がれ防止になるかどうかは分かりませんが、やらないよりは、絶対にメッキングでコーティングされる事を強くお勧めいたします。
A.残念ですが、画像を拝見させていただく限り、既にクロームメッキが取れて、下地のメッキの状態です。このような状態では、再メッキでしか再生不可能です。弊社から発売してる<b>メッキング&サビトリキング</b>はあくまで、クロームメッキが残っているという事が大前提ですので、もう既にこのような状態になってしまってからでは、手遅れです。新品もしくは程度のいい状態の時にメッキングでクロームメッキそのものをコーティングする事を強くお勧めいたします
A.テスターを当てればイチコロで判ります。
きちんとしたクロームメッキパーツは表面が金属になっているので通電します。
メッキ風塗装は通電しません。
- 金属で被覆するのがメッキ
- 塗料で被覆するのが塗装
といったところでしょうか?ですからメッキ塗装というのは、その名のとおりメッキと塗装のあいのこみたいな存在だと私個人的には思っております。
(大きなくくりではメッキ加工なのでしょうが、仕上がりは、断然違います)
1:クロームメッキ加工(電気鍍金) ドブ漬け
電気を利用し、金属皮膜を被覆させる方法。画像のように溶けた金属プールにドボンとつけんこんで、金属をイオン化し、電気を直流に流し、銅やニッケル・クロームなどの金属を素地に被覆させます。
装飾用のクロームメッキでは、素地にいきなりクローム金属を被覆させるのではなく、
素地⇒銅メッキ⇒ニッケルメッキ⇒クロームメッキ等の何層にもメッキ加工されていることがほとんどです。
中身は、鉄、樹脂、亜鉛、真鍮、銅等の素材に外見はクロム金属ということです。
本物の金属をパーツに被覆させるため、耐食性、見た目の高級感 、装飾性が飛躍的に向上します。
外装パーツへのメッキはこの電気メッキに勝るものは無いです。
クロムメッキ |
ニッケルメッキ |
銅メッキ |
素地(鉄、樹脂、亜鉛、真鍮、銅等) |
つまり! 狼の皮を被った羊がメッキ???
ちなみに私NAKARAIは 中身は弱っちい男、外見も弱っちい男なので、中身も外見も
一緒ということなので、メッキではなく単一金属ということでしょうか? (解りずらい??)
2:真空蒸着・スパッタリング法
大きなドラム缶のような釜に商品をいれ、釜の中を真空状態にしてアルミ主成分の塗料を吹き付ける。
この工法が一番多く使用されているパーツは身近な所では、車のライトリフレクター(ライト内部の反射部分)です。最近のほとんどの車のライトまわりってク ロームメッキ調になっていますが、あれが蒸着メッキです。複雑なデザインの部品や硬さが出てしまってはNGな部品には適していますが、最大の弱点は『脆さ』。
非常に柔らかく薄い皮膜の為、洗車キズが入り易かったり、アルミが主成なため、トップコートをし ていても、空気中で変色しやすく、メッキの剥がれも起きやすいです。
内装部品やプラモデルなどの玩、置物などには適していいますが、車・バイク・ト ラックの外装パーツには正直向いていないです。
3:メッキ塗装。(銀鏡メッキ)
銀鏡反応を利用した加工方法で、みなさんが思っているような吹付けて終わりです。
この方法はあくまでもメッキ調でありクロームメッキとは明らかに違います。 メリットはどんな部品にも対応出来るし、釜の大きさとか関係ないので、大きなパーツにも対応出来ますが、クオリティや耐久性を求めるのは正直かなり難しいです。早い段階ですぐに変色します。
このように、個人でメッキ業者に依頼する場合は、自分の用途に合わせてきちんと業者選定をする必要があります。
ハーレーメッキパーツのお悩みがありましたら、気兼ねなくご連絡ください。